CSO ItalyのThe European Art of Tasteプロジェクトでキウイがアジアの主役に

ボローニャ(イタリア)
2022年1月19日
/PRNewswire/ — 生産制限につながった天候障害にもかかわらず、地中海沿岸地域、特にイタリアで栽培されたキウイフルーツは2021年、優れた品質と味のおかげで世界中の消費者から評価を上げ続けた。このフルーツは1950年代に定着し、今では世界でトップの座を得ている。The European Art of Taste(欧州の味の芸術)プロジェクトは、欧州連合(EU)やCSO Italy、さらにこの部門におけるイタリアの大手企業による資金提供を受けて、中国、日本、香港、台湾でこの真の自然の産物の消費者への販売促進を支援した。
近年、イタリアのキウイ栽培は実際、生産と専用土地面積が継続的に増加して2万5000ヘクタール以上に達し、耕作地はラツィオ州(5219ヘクタール)、エミリアロマーニャ州(3491ヘクタール)、ピエモンテ州(3182ヘクタール)、カラブリア州(2620ヘクタール)、ベネト州(1955ヘクタール)にむらなく広がっている。90%がヘイワード種とされる1万9000ヘクタール(ソース:Agrintesa)以上に広がるグリーンキウイ栽培が圧倒的になった結果、果肉がイエローとレッドの新型キウイがますます重要になっている。
甘くて香りのよい味わいのおかげでイエローキウイは2020年に前年比23%以上の成長を記録した後、2021年には耕作地は5000ヘクタール(Agrintesa)超に拡大し、生産量が7万5000トン(2020年比6%増)を超えてますます評価されて広範囲に受け入れられている。
生産量と栽培面積の点で欧州のリーダーであるイタリアのキウイフルーツ市場規模は、晩霜によって果樹の収量が制限されたという気候変動の問題があったにもかかわらず、2021年には前年比12.7%以上(ソース:Istat)増の計2億9500万ユーロと前向きな水準で安定し、特に海外で成長を続けている。
イタリアに集中し、比較的規模は小さいがギリシャ、フランス、スペインに生産が広がっている欧州起源のキウイを際立たせているものは、伝統的な手入れを伴った最新の作物保護と生産の技術、果樹の品質の高さ、それにサプライチェーン全体にわたる厳重な管理によって保証される安全性が一体となっている素晴らしい栽培の伝統だ。
詳しい情報は、www.europeanartoftaste.com 、www.europeanartoftaste.ch を参照。

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